コンシェルジュ保健師
面談イメージ
コンシェルジュ保健師との面談内容のイメージをご紹介します。
遺伝学的検査の結果や健康診断の結果、問診の内容を基に
あなたとお話をしながら保健指導を行います。
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Aさん(50代男性)
リスクの高い疾患
前立腺がん
健康診断
オプション検査なし
問診
飲酒頻度:ほぼ毎日
飲酒量 :日本酒2合
喫煙本数:10本/日
喫煙年数:25年
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Aさんは前立腺がんのリスクが高いという結果が出ています。前立腺がんの指標にはPSA検査があります。人間ドックのオプション検査でPSAの追加をご検討ください。
Aさんは飲酒の頻度が高く、お酒を飲まない方と比較して前立腺がんの発症リスクが1.41倍になる研究結果もあります。
お酒の量や頻度について一緒に見直してみませんか?
Bさん(40代女性)
リスクの高い疾患
乳がん
健康診断
オプション検査なし
問診
飲酒頻度:2回/週
飲酒量 :ワイン2杯
喫煙歴 :なし
運動習慣:あり
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Bさんは乳がんのリスクが高いという結果が出ています。
乳がんの予防のために、お酒は適量を心がけ、禁煙と運動習慣もぜひ継続してください。
乳がん検診は40歳から2年に1度受けることが推奨されていますので、ご検討ください。
また、乳がんのセルフチェックも生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
Cさん(50代男性)
リスクの高い疾患
食道がん
体質
アルコール代謝:ヘテロ
健康診断
γ-GTP:58
問診
飲酒頻度:ほぼ毎日
飲酒量 :ビール中瓶2本
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食道がんのリスクが高い結果が出ています。
Cさんは飲酒頻度が高く、 γ-GTPはアルコールの影響を受けやすいので値が高いですね。アルコールが体内に残りやすい傾向がありますし、休肝日を作ることも大切です。
お酒を飲まない方と比較して食道がんの発症リスクが4.64倍になる研究結果もあります。
お酒の量や頻度を一緒に考えてみませんか?
Dさん(40代女性)
リスクの高い疾患
アルツハイマー病
問診
喫煙本数:10本/日
喫煙年数:20年
飲酒頻度:なし
運動習慣:なし
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Dさんはアルツハイマー病のリスクが高い結果が出ています。
アルツハイマー病の予防には、お酒を控えることが効果的ですが、すでに実践されているので素晴らしいですね!
その他にも、禁煙や運動を習慣にすることで、アルツハイマー病の発症を遅らせることが期待できます。禁煙、運動についても、できるところから少しずつ始めてみませんか?