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疾患と栄養の関係⑪ 妊娠糖尿病とチョコレート

疾患と栄養の関係⑪  妊娠糖尿病とチョコレート

妊娠はとても不思議なもので、今まで好きだった食べ物が急に食べられなくなったり、そこまで好きではなかった食べ物をとても好むようになったりと味覚の変化が現れる妊婦さんも多いかと思います。

最近出産をした私は、大好きだったお肉が一切食べられなくなり、マクドナルドやケンタッキーなどのフライドポテトが無性に食べたくなったりしました。
つわりを抜けると食べたいものがたくさん。頭の中は食べ物のことでいっぱいです。
今回は、そんな妊娠期とチョコレートの関係についてのお話です。

妊娠期間が中央値12週の妊婦97,454人を対象にした日本のコホート研究では、チョコレートを多く食べている群は、そうでない群に比べて、妊娠糖尿病になるリスクが22%低いことがわかりました。

チョコレートを多く食べている群は妊娠糖尿病になるリスクが高いと思いきや、そのリスクが低いとは意表を突く研究結果ですよね。
目安として、板チョコの1かけ(たった5g!)程度を食べる程度であれば、リスクを低減することが期待できるかもしれません。そして、チョコレートを一口食べた時のことを思い出してみてください。ほっと心が落ち着き、幸せな感じがしませんか?

とはいえ、チョコレートには多くの砂糖と脂肪が含まれています。過度な摂取は、太りすぎや肥満のリスクを高めてしまいます。1日一口がよさそうですね。
疾病予防の基本はバランスの良い食事です。母体のためにも、赤ちゃんのためにも偏らない食生活を目指しましょう。

参照:

Br J Nutr. 2019 Oct 28;122(8):936-941

大道文香

村松正明

執筆:
監修:
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