運動習慣と体重管理が意外な病気を防ぐ?

「体を動かすのって面倒くさい…」そう思ったことはありませんか?私も昔はそうでした。でも、最近の研究で、運動が私たちの健康に驚くほど大きな影響を与えることがわかってきたんです。今日は、多発性硬化症(MS)という病気と、体重や有酸素運動の関係について、興味深い研究結果をお伝えします。
ここで、多発性硬化症(MS)について簡単に説明しますね。これは、脳や脊髄、視神経などに病変が起こり、強い痛みを伴う病気です。手足の痛みや顔面の痛み(三叉神経痛)、首を曲げると背中や足に痛みが生じる電撃痛などが有名です。
2017年、ノルウェーで行われた大規模な研究で、体重と運動が多発性硬化症のリスクに影響を与えることがわかりました。この研究では、1950年から1975年生まれの男性約20,000人を対象に、19歳の時の体格指数(BMI)と運動が、MS発症リスクにどのように影響するかを追跡しました。
まず、BMIが25以上の「太めの人」は、BMIが18.5以上25未満の標準体重の人に比べてMSになるリスクが1.36倍高いことがわかりました。そして、有酸素運動をよくする人は、あまりしない人に比べてMSのリスクが31%も低かったんです。
この研究結果から、私たちにできることは何でしょうか?ここに、みなさんに3つのアドバイスをしたいと思います。
1. 適度な運動を習慣にしよう:週に3回、30分程度の有酸素運動(ジョギングやウォーキング、エアロビクス)を始めてみましょう。
2. バランスの取れた食事を心がけよう:体重管理の基本は食事です。一汁三菜を心がけてバランスの良い食事を。
3. 友達と一緒に体を動かそう:一人では続けられないことも、仲間がいると続けやすくなります。
この研究結果は、毎日の小さな選択が将来の健康に大きな影響を与えることを教えてくれています。体重を適正に保ち、定期的に運動することで、MSのような大きな病気のリスクを下げることにつながります。健康的な未来のために、今日から一緒に小さな一歩を踏み出しましょう。
参照:
doi: 10.1177/1352458517699289.
八木裕太
村松正明

