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疾患と栄養の関係⑭ 胃がんと果物

疾患と栄養の関係⑭ 胃がんと果物

果物を食べて胃がんのリスクを軽減

みなさん、毎日1回以上は果物を食べていますか?
果物はビタミンやミネラル、食物繊維などの豊富に含まれており、健康の保持・増進や病気の予防にも有効な成分も含んでいます。

今回は果物を食べることと胃がんとの関連についてです。
日本人の胃がんの死亡率は減少傾向が見られますが、検診によって、早期発見・早期治療によるものであり、いまだ日本では発生率は高く、死亡率は3位となっています。

胃がんはピロリ菌が主な原因として挙げられますが、塩分の高い食事や、喫煙もリスクを高める要因になります。

では、胃がんのリスクを減らすことが期待できる食習慣というのはあるのでしょうか?
今回紹介する研究は、日本で行われた前向きコホート研究です。日本の4地域で男性19,304人、女性20,689人にアンケートを回答していただき、その後10年間の追跡調査に基づいて果物を食べる習慣と胃がん発生率との関係を調べました。その結果、果物を「ほとんど食べない人」を基準にすると、「1週間に1回以上」食べる群は、胃がんになるリスクが30%低いことがわかりました。

果物は糖分も多いので、一度にたくさん食べるのではなく、果物を毎日1回以上、1日200g(目安量はキウイ、 オレンジ、 バナナのような小型の果物は2個、リンゴ、グレープフルーツであれば1個程度)が目安です。フルーツをサンドイッチにしたり、冷凍してスムージーにすれば手軽に食事に取り入れられますね。

参照:

Int J Cancer. 2002 Nov 1;102(1):39-44.

京極奈美

村松正明

執筆:
監修:
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