top of page
< Back

検査で激減!?胃がんのリスク

検査で激減!?胃がんのリスク

皆さんは、胃カメラ検査を受けたことはありますか?私も最初は不安でしたが、健康診断で勧められて受けてみると、思ったほど苦しくありませんでした。実は、この胃カメラ検査が、私たちの命を守る強力な武器になっているという衝撃的な研究結果が発表されたのです。

2022年、日本の研究チームが、実に80,272人もの方々を対象に行った大規模な追跡調査を行いました。この研究により、驚くべきことが明らかとなったのです。なんと、定期的に胃カメラ検査(内視鏡検査)を受けている人は、検査を受けていない人と比べて、胃がんで亡くなるリスクが61%も低下したのです。これは、バリウム検査による37%の低下と比べても、はるかに高い効果といえます。

この研究は13年間という長期にわたって行われ、その間に1,977人の方が胃がんと診断され、残念ながら783人の方が胃がんで亡くなられました。しかし、胃カメラ検査を定期的に受けていた人々は、進行した胃がんになるリスクも22%低下していたことがわかりました。

がんは発症したとしても、進行する前に治療を受けられると克服できる可能性が高い病気です。そんな中、胃カメラによる検査は、胃がんの早期発見、早期治療に一役買っているのでしょう。

この研究結果は、私たちに希望を与えてくれます。胃がんは、日本人がかかりやすいがんの一つですが、適切な検査を受けることで、多くの命を救えることが科学的に証明されたのです。検査を受けることは少し勇気がいるかもしれません。でも、あなたとあなたの大切な人の健康を守るため、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

参照:

DOI: 10.1111/cas.15545

八木裕太

村松正明

執筆:
監修:
アンカー 1
bottom of page