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疾患と栄養の関係⑧ 脳梗塞と緑茶

みなさんは、水分を1日どのくらい摂っていますか?飲み物として取る場合にもそれぞれに好みの飲料品があると思います。
その中で、今回は日本茶でよく飲まれている緑茶の魅力を掘り下げてみたいと思います。緑茶には栄養素が含まれているの?と思われるかもしれませんが、湯呑に注いだお茶にはビタミンC、カリウム、葉酸などの栄養成分の他、ポリフェノールのカテキン類が含まれています。
緑茶の苦味や渋味となっているカテキンは、強い抗酸化作用があり、この作用により血管を保護する働きがあります。45歳から74歳の日本人82,369人を平均13年間追跡調査した研究の結果、緑茶をほとんど飲まない群と比較して、毎日2杯以上飲む群では循環器疾患と脳卒中すべてのタイプ(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)の発症リスクが14~20%低いことがわかりました.特定の成分との関連は明らかではありませんが、緑茶のカテキンが疾病予防に影響していたかもしれないことを示唆する研究結果ですよね。一息つく時間である食事中や休憩時間に飲む飲料品として緑茶を選べば、毎日2杯以上は無理なくいただけそうです。
手軽なのはペットボトルのお茶ですが、静岡県の環境衛生科学研究所の調査によると、ペットボトルの緑茶よりも茶葉にお湯を注いで抽出したリーフ茶の方が、様々な緑茶成分の抽出量が多いという報告があり、カテキン類は5.5倍だったそうです。
もし余裕があれば、ペットボトルの緑茶ではなく、急須で入れた緑茶を召し上がってはいかがでしょうか?淹れたての緑茶は香りもよく、大いにリラックスできそうですね。
参照:
Stroke. 2013 May;44(5):1369-74
在原菜々花
村松正明
執筆:
監修:
アンカー 1
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