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柳沢正史先生から学ぶ 睡眠講座① 日本の危険な睡眠事情

[柳沢正史 先生]
筑波大学国際統合睡眠医科学 研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授。株式会社S’UIMIN代表取締役社長。
「オレキシン」という神経伝達物質の発見など、世界的に著名な睡眠の研究者。
2016年紫綬褒章受章
2019年文化功労者
『昼間の眠気が普通、居眠りが普通だと思っているのは日本人だけ。』
会議中や授業中に居眠りしてしまう光景に慣れてしまっているのは日本だけです。他の国の人から見たら、これは病気なのではないかと思われることもあります。国会で眠ってしまっている議員が海外のニュースで取り上げられるほどです。
日本人の平均睡眠時間は海外と比べて極端に短く、これは睡眠時間が不十分な人が多いであろうことを示しています。
夜にしっかり睡眠時間をとっていれば、日中居眠りをしてしまうほど強い眠気が起こることはありません。昼間に眠気を感じやすい人は、毎日の睡眠時間が不足している可能性があります。
『日本人が眠るようになればGDPが上がる可能性がある。』
睡眠時間が不十分だと、パフォーマンスが低下します。
2016年に発表されたある調査によると、睡眠不足による日本の経済損失はGDPの2.92%、つまり当時の1380億ドルにあたる年間約15兆円を損失しているという計算です。
逆に考えると、日本人が眠るようになれば一人ひとりの作業効率が上がり、GDPが約3%上がる可能性があります。
睡眠時間が足りていない日本人は、十分な睡眠時間を確保するだけで昼間の眠気がなくなり、さらにパフォーマンスが上がることで経済成長が期待できます。
参照:
田口里奈
村松正明
執筆:
監修:
アンカー 1
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