top of page

メタボの原因は仕事ストレス!?

メタボの原因は仕事ストレス!?

ストレス社会といわれているように、現代人、特に働き世代はストレスを感じている方が多いのではないでしょうか。過度なストレスによって精神的な疲れや睡眠の不調が引き起こされることは知られていますが、メタボリックシンドロームとも関連性があるようです。

4664件の研究から選抜した8つの研究をメタ解析したところ、職務ストレスのあるグループは、ストレスを感じていないグループよりもメタボリックシンドロームになるリスクが1.47倍高いことがわかりました。また、仕事の負担や勤務シフトがメタボリックシンドロームの発症と関係があることも明らかになりました。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満により、脂質異常、高血圧、高血糖が引き起こされる状態です。メタボリックシンドロームを放置してしまうと、動脈硬化、脳血管疾患、心疾患などのリスクが高くなり、死のリスクにもつながることがわかっています。

メタボリックシンドロームの原因は食事内容や運動不足はもちろんですが、今回の研究では職務ストレスも関連性があることがわかりました。精神的なストレスが、代謝系の疾患に悪影響を与えている可能性があるということが考えられます。
過度な精神的ストレスによって、交感神経の優位状態、ストレスにかかわる体内ホルモンのコルチゾールの上昇などが起こり、これらによって血圧上昇や高血糖傾向に向かうことが予測されます。また食欲増進や運動不足もストレスと関連性があると報告されています。

精神面と身体面は無関係と考えがちですが、私たちの体は互いに影響しあっているようです。仕事でストレスを感じている人は、メタボ予防のためにもストレス対策を行い、心身ともに健康的な暮らしを送りましょう。

参照:

DOI: 10.1111/obr.12725

田口里奈

村松正明

執筆:
監修:
アンカー 1
bottom of page