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柳沢正史先生から学ぶ 睡眠講座④ 身近な光の影響

『光が体内時計や眠気に影響している。』
眠気に関わる因子は2つあると考えられていて、1つは「長い時間起きていること」、もう1つが「体内時計」です。
体内時計を制御しているのは脳の視交叉上核という部位ですが、ここに刺激を与えるのが目から入った光です。朝、目から光が入ることで「朝」と認識されて体内時計がリセットされます。ここで必要な光は460nm前後の波長を持つ光で、これには太陽光やブルーライト領域の光が含まれます。
体内時計を整えておくことで昼間の眠気は抑えられ、夜になると眠気を感じることになります。
『日本の住宅照明は明るすぎる。』
夜に明るい光を浴びてしまうと目から脳へ光の刺激が伝わり、体内時計は「まだ昼間」だと勘違いしてしまいます。体内時計が乱れてしまうため、眠る時間になっても覚醒状態となり眠気が起こりにくくなります。
日本の住宅の照明は海外と比べて明るい傾向です。明るさを調節できる照明機器の場合、最も明るい光に設定している方が多い印象です。私(柳沢)の自宅は明るすぎない照明にしていますが、来客の方には「部屋が暗い」とよく言われます。日本人にとって暗いと感じるぐらいが、睡眠にとっては良い条件です。
参照:
田口里奈
村松正明
執筆:
監修:
アンカー 1
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