目覚めの一服。がんを育てる。

みなさん、おはようございます!朝起きてすぐにやることって何でしょうか?顔を洗う?トイレに行く?それとも…タバコを吸う?
実は、以前の私も朝起きるとすぐにタバコを吸っていたんです。目覚めの一服で一日が始まる気がして、やめられませんでした。でも、ある研究でわかったことがあります。朝一番にタバコを吸う習慣が、とても危険かもしれないんです。
2012年、愛知県にある病院で、面白い研究が行われました。この研究では、口やのど、食道などのがんになった人と、がんにならなかった人を比べられました。
研究者たちは、「朝起きてからタバコを吸うまでの時間」に注目しました。この時間が短ければ短いほど、タバコへの依存度が高いことがわかっています。驚くべきことに、朝起きてからタバコを吸うまでの時間が短い人ほど、口やのど、食道などのがんになりやすいことがわかりました。
具体的には、朝起きてから1時間以上たってからタバコを吸う人に比べて、5分以内に吸う人は、がんになる危険性が2.43倍も高かったんです!これは、1日に吸うタバコの本数や、何年間吸っているかとは関係なく、独立した危険因子だったんです。朝起きてからタバコを吸うまでの時間は、タバコの消費量だけでは測定できない別の要因(例えば一口で吸う煙の量や、1本で何口吸うかなど)と関連しているのかもしれません。
この結果を知って、私はゾッとしました。でも同時に、タバコをやめなくてもリスクを下げるチャンスだとも思いました。もちろん、タバコはやめるのが一番です。しかしその前に、吸う時間を変えることで健康リスクを下げることもできるんです。
みなさん、この研究で新しいことがわかりました。朝一番にタバコを吸う習慣は、思っていた以上に体に悪いかもしれません。
これからは、朝起きたらまず深呼吸。きれいな空気でさわやかな1日のスタートを切りましょう。私たち一人一人の小さな変化が、みんなの健康な未来につながると信じています!
参照:
Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2012 Nov;21(11):1986-92.
八木裕太
村松正明

