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母さんは夜なべしないで!

母さんは夜なべしないで!

日本人女性の癌で一番多いのが「乳がん」です。
ピンクリボン運動や定期健診案内などもあり、女性にとって癌の中では身近な部位の1つではないでしょうか?

乳がんと睡眠時間の関係についての調査報告があります。
日本の40歳から79歳の閉経後の女性と出産経験が0~3人未満の女性34,350人を対象に調査したところ、1日の睡眠時間が6時間以下のグループは、睡眠時間が8時間以上のグループよりも乳がんになるリスクが1.98倍高いことがわかりました。

日本人の平均睡眠時間は他の国と比べて短く、40代~60代の睡眠時間はさらに短いという調査結果も出ています。
また、男性より女性の方が平均睡眠時間は短い傾向にあります。更年期障害の影響もあるかもしれませんが、家事や仕事で早起きせざるを得にくくなっているとも予想されます。

・日本人平均睡眠時間:7時間12分
・40代男性:6時間58分
・40代女性:6時間53分
・50代男性:6時間54分
・50代女性:6時間36分
・60代男性:7時間10分
・60代女性:6時間52分
(NHK国民生活調査2020年)


中には眠りたくても寝付けなかったり、夜中や早朝に目が覚めて眠れなかったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方におすすめの対策の1つが「光環境」です。
パソコンやスマホの画面からのブルーライトはもちろんですが、そのほかに照明の光も睡眠の質に大きく影響します。就寝前に明るすぎる照明のお部屋で過ごしてしまうと、寝つきが悪くなり睡眠の質が低下してしまうことがわかっています。夜、就寝前の照明は、手元など必要な場所を中心に必要最低限の明るさで照らすようにしましょう。間接照明やテーブルライトの活用がおすすめです。

睡眠をおろそかにしてしまうと、癌をはじめ様々な体の不調が引き起こされてしまいます。今は不調を感じていなくても数年後、数十年後には乳がんなどの大きな疾患につながることも。日頃からの睡眠対策をしっかりしておきましょう。




[参考]
NHK国民生活調査2020年
https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-jikan/column/sleep-2020.html

参照:

DOI: 10.1007/s10549-018-4995-4

田口里奈

村松正明

執筆:
監修:
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