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睡眠は美魔女への近道

睡眠は美魔女への近道

女性特有疾患の1つである「卵巣がん」は、初期症状が少なく気づきにくい癌の1つです。
医療技術や薬物治療の進歩により卵巣がんでの死亡率はここ数年減りつつありますが、一方で患者数は増えつつあります。
同じ女性疾患の「子宮頸がん」にはワクチンが存在しますが、「卵巣がん」は発生に関してまだまだ不明な点が多く、ワクチンは存在しません。また卵巣がんは、これまで有効な予防法が知られていませんでした。

40歳から69歳の女性45,748人を対象に日本で行われた卵巣がんの調査をご紹介します。
睡眠時間が1日7時間以上のグループは、6時間未満のグループと比べて、卵巣がんになるリスクが60%低かったという調査結果が出ました。
1日7時間以上の睡眠が、卵巣がんリスクを軽減させる可能性があるという結果です。

40~60歳代の日本人女性の平均睡眠時間は6時間台です。家事や仕事に加え加齢やホルモンバランスの変化によりこの年代の睡眠時間は短くなる傾向にあるようですが、そうはいっても睡眠時間が短いと疲労蓄積や記憶力の低下なども含め、体に負担がかかってしまいます。

また短い睡眠時間は卵巣がんのリスク上昇に加え、食欲増加にもつながります。
睡眠不足によって食欲が増加してしまい、さらに加齢によっても代謝が落ちてしまうと肥満や生活習慣病リスクも上昇してしまいます。

年を重ねても健康的で美しく過ごすためには、睡眠時間の確保はとても大切です。
毎日の睡眠時間をしっかり確保することで、卵巣がんをはじめ予防可能なものはしっかり予防し、心も体も健康的に過ごしましょう。

参照:

DOI: 10.3892/ijo.2011.1194

田口里奈

村松正明

執筆:
監修:
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