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ストレス解消で大腸がん予防

ストレス解消で大腸がん予防

今回は女性におけるストレスと直腸がんの影響についてご紹介します。

日本で行われた研究で、女性36,545人を最長21年間追跡調査したところ、中程度および重度の心理的ストレス受けているグループは、心理的ストレスが少ないグループよりも直腸がんになるリスクがそれぞれ3.20倍、1.83倍高いことがわかりました。一方、心理ストレスと結腸がんとの関連は、この研究では認められませんでした。

大腸がんは元々欧米人に多い癌といわれていましたが、日本でも増加しています。原因は食事の欧米化による高脂肪食や、食物繊維の摂取量減少、また喫煙や飲酒なども影響しているといわれています。
大腸がんは日本における癌の部位別罹患者数で1位となっており、癌の部位別死亡数でも女性では1位となっています。
しかし大腸がんは早期発見、早期治療により治療できる癌の1つです。大腸がんは血便などで見つかる方もいますが、初期の自覚症状はほとんど現れにくいため定期的ながん健診を受けることが大切です。

また今回の研究結果の通り、日頃から心理的ストレスを溜めないことも必要です。
現在職場におけるストレスチェックが一部義務化されていますが、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合は2021年度で53.3%という結果が出ています。働く女性の割合は増えていますし、女性は出産や子育て、家事、更年期障害などでも心理的に負担がかかりやすくなります。
規則正しい生活や食事を心がけたり、適度に体を動かしたりと普段から自分に合ったストレス対策を行い、過度なストレスは溜めないようにしましょう。ストレス対策によって日々の心や体の負担が軽減されますし、直腸がん予防にもつながるでしょう。

参照:

DOI: 10.1038/srep40363

田口里奈

村松正明

執筆:
監修:
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