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糖の対策には歯磨き

糖の対策には歯磨き

ほとんどの方が歯磨きを毎日の習慣として行っていると思いますが、1日の歯磨き回数には人によって差があるでしょう。一般的に歯磨きは虫歯を防ぐために行うと思われていますが、実は糖尿病リスクとも関連している可能性があるという研究結果も出ています。

日本で男性6,337人、女性6,733人を過去にさかのぼって調査したところ、男性で毎食後歯磨きをしていないグループは、毎食後にしているグループより2型糖尿病になるリスクが1.43倍高いことがわかりました。一方で、女性には有意な差はみられませんでした。

1日の歯磨きの回数については、「最低2回」「毎食後の3回必要」「毎食後・起床時・就寝前の計5回が理想」などいろいろな視点があり推奨回数は定まっていないようです。厚生労働省の調査によると、1日2回歯磨きをする人の割合が最も多いという結果がでています。
歯磨きを怠ってしまうと、歯周病、虫歯、口臭などのリスクが高くなります。特に歯周病は痛みなどの自覚症状がないため自分では気づきにくく、悪化すると最終的には歯を失うことになってしまいます。
これまでの研究で、歯周病と糖尿病に関連性があるという報告もありました。

今回調査された歯磨きの回数と糖尿病との直接的な関係はわかっていませんが、口腔衛生のためにも糖尿病予防のためにも、歯磨きは毎食後行うのが理想的でしょう。
糖尿病予防のために食事や運動に気を付けることは大切ですが、それ以外にも日常生活における様々な因子が糖尿病と関係していることが報告されています。健康知識をアップデートさせて、身近なことから行っていきましょう。

参照:

DOI: 10.1016/j.jjcc.2016.10.008

田口里奈

村松正明

執筆:
監修:
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