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テレビ好きには大腸がんが多い!?

大腸がんの発症は、遺伝的要因と環境的要因の両方が関わっているといわれています。環境的要因としては食事や飲酒などがすぐに思い浮かぶかもしれませんが、今回は大腸がんとテレビの視聴時間の関係性を調査した研究をご紹介します。
28個の研究を合わせて総勢4700万人の参加者と4万6千人の大腸がん患者のメタ解析を行ったところ、テレビを長く見るグループは見ないグループと比べ、大腸がんのリスクが1.17倍高いことがわかりました。
これまで、座って過ごす時間と大腸がんとの関係性を調査した研究がいくつかあり、座っている時間が長いほど大腸がんのリスクが増加することが示唆されていました。今回調査されたテレビの視聴時間と大腸がんとの関係も、おそらく座位時間の長さが大腸がんへ影響している可能性が考えられます。
テレビの視聴に加え、パソコン操作、読書、車の運転、仕事など、私たちは座って過ごす時間が長くなりがちです。座位時間が長いと、死亡リスクが上昇するともいわれています。
1日のうち長い時間を座ったまま過ごしたり身体活動量が減ってしまったりすることは、大腸がんリスクの上昇をはじめ、私たちの身体へ悪影響となりそうです。
今回の研究では、テレビの視聴時間を 1日2 時間増やすことで大腸がんのリスクが 7% 増加するという結果でした。
毎日の生活習慣の積み重ねにより、癌のリスクが上昇していきます。食事や飲酒などはもちろんですが、座って過ごす時間を短くしたり、運動する習慣を取り入れたりすることでも大腸がん予防につながる可能性があります。
未来に備えて今すぐにできることから始め、健康寿命を延ばしましょう。
参照:
DOI: 10.1097/MD.0000000000007049
田口里奈
村松正明
執筆:
監修:
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