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テレビ鑑賞中に癌リスク上昇中

日本人の死因第1位は癌ですが、癌の中でも最も死亡者数の多いのが「肺がん」です。
タバコを吸わないから大丈夫と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日のいつもの行動が肺がんのリスクを上昇させている可能性があるようです。
日本で男性23,090人、女性31,168人を約16年間追跡調査したところ、男性でテレビを毎日4時間以上観るグループでは、毎日2時間未満のグループよりも、肺がんになるリスクが1.36倍高いことがわかりました。一方で、女性では有意な差はみられませんでした。
日本の肺がん罹患者数は増加を続けており、癌の部位別罹患者数は男性で2位、女性で4位となっています。罹患すると死亡率の高い癌の1つです。
肺がんのリスク因子は主に喫煙です。しかし国によって肺がんの罹患率は異なるため、喫煙以外のリスクも調査されています。
ある調査では、アルコールの摂取や、野菜や果物の摂取が少ないことも肺がんのリスク上昇につながるといわれています。
また座りっぱなしの状態が続くことによっても、癌をはじめ肥満、糖尿病、心疾患のリスクが上がるともいわれています。
今回の研究では、テレビの視聴時間が長いと肺がんのリスクが上がるとの結果でしたが、おそらく座っている時間が長いことが関係していると予想されます。
喫煙はもちろん肺がんのリスク上昇につながりますが、それ以外にも今回の調査結果のようにテレビの視聴、座位時間の長さも関係している可能性があります。
日常生活における複数の因子の積み重ねによって、癌のリスクが上昇してしまいます。座ってテレビを見る時間を短くするなど、毎日のちょっとした行動から気軽にがん予防を始めましょう。
参照:
DOI: 10.1007/s10552-013-0231-z
田口里奈
村松正明
執筆:
監修:
アンカー 1
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