ウエストが示す糖尿病の危険信号

ある日、私の友人が「ジーンズがちょっとキツくなってきた」と気にしていました。その時は「ふーん」と思って聞き流していました。しかし、とある最新の研究を見て、友人へすぐに連絡をしました。今日はその内容をお伝えしますね。
韓国で行われた大規模な調査によると、40歳以上の約5000人を13年間追跡したところ、ウエスト周りの変化の仕方によって、2型糖尿病になるリスクが大きく変わることがわかったんです。
研究者たちは、参加者のウエスト周囲径の変化を5つのグループに分類しました。Aグループは一貫して細めを維持、Bグループはやや細め、Cグループは普通、Dグループは徐々に太くなり、Eグループは元々太めで増加傾向にあったそうです。
結果は驚くべきものでした。細目を維持したAグループと比べて、Bグループは2.2倍、Cグループは2.5倍、Dグループは5.4倍、そしてEグループなんと7.3倍も2型糖尿病になるリスクが高かったのです!
つまり、ウエストが太めで、さらに増加傾向にある人は2型糖尿病のリスクが高くなりやすい。つまり、「最近太ってきたな…」が一番怖いということなんです。でも、落ち込むことはありません。この研究結果は、逆に言えば希望にもなるんです。
なぜなら、ウエスト周りをコントロールすることで、糖尿病のリスクを下げられる可能性も考えられるからです。痩せるのが難しくても、せめて現状維持するだけでも意味があるかもしれません。
まずは、毎日の食事を見直してみましょう。野菜やタンパク質を多めに、糖分や脂肪分を控えめに。そして、軽い運動を習慣にするのもいいですね。散歩やラジオ体操でも十分効果があります。
自分の健康は自分で守る。それが大切なんです。体重だけでなくウエストの変化にも注目し、病気とは無縁の人生を目指しましょう。将来病気になって後悔する前に、できることから一緒に始めましょう。
参照:
BMC Public Health. 2019 Jun 13;19(1):741.
八木裕太
村松正明

