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関節リウマチ
rheumatoid-arthritis
関節リウマチは中年女性に好発する疾患で、関節の滑膜炎により関節の腫脹や痛みなどの症状が出ます。進行すると軟骨や骨が破壊され関節が変形していきます。原因として自己免疫が考えられており、遺伝要因と感染などの環境要因が関係しています。関節腫脹と疼痛に加え、「朝のこわばり」とよばれる、起床後の関節の動かしにくさが出現します。皮下結節も特徴で、また関節以外に肺線維症や貧血などの他臓器の障害も起きます。関節リウマチには診断基準が設けられており、症状や検査所見 から診断されます。関節リウマチの治療は、薬物療法、手術療法、リハビリテーションがあります。薬物療法としては、抗リウマチ薬を早期から開始し、必要に応じて生物製剤などを追加する方法がとられます。関節リウマチは早期に発見して治療を行えば関節の破壊が抑えられます。予防法はありませんが、早期診断・治療が重要です。
関節リウマチは、関節の中の滑膜に炎症がおこることにより、関節のこわばり、腫脹、痛み、熱感といった症状が出る疾患です。進行すると軟骨や骨が破壊され、放置しておくと関節が変形するようになります。指の関節や手首、足の関節といった小さな関節に病変は起こりやすく、両側対称性にみられる場合が一般的です。また、関節リウマチでは発熱、疲れやすさなども出現し、関節以外の他の臓器も障害されたり、血管炎という病気も併発することがあります。関節リウマチの男女比は約1:4程度で女性に多く、好発年齢は30~50歳です。日本には約70~80万人の患者がいると推定されています。

東京大学名誉教授 山下直秀
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