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脳動脈瘤
cerebral-aneurysm
脳動脈瘤は脳動脈に発生する瘤状あるいは紡垂状の膨隆部分です。破裂すると、くも膜下出血や脳出血を起こします。原因は動脈壁の脆弱性、遺伝要因、高血圧、動脈硬化などが考えられています。脳動脈瘤は存在するだけでは無症状ですが、大きくなると神経の圧迫症状を起こすことがあります。また破裂すると激しい頭痛、嘔吐、意識障害などを起こし、生命に危機が及びます。診断にはMRA(磁気共鳴血管撮影)やCTA(CT血管撮影)が用いられます。治療には、動脈瘤の根本にクリップをかける手術と、 カテーテルによる血管内手術があります。脳動脈瘤が破裂して重篤になると予後は不良ですが、症状が軽く早期治療できる場合、予後は良好です。脳ドックなどで破裂のリスクがある動脈瘤が発見された場合には予防的治療が検討されます。
脳動脈瘤とは脳の動脈に発生する瘤状あるいは紡垂状に膨れた部分のことをいいます。脳動脈瘤が存在するのみでは症状が出ることはほとんどありません。しかしこの脳動脈瘤が破裂すると、くも膜下出血や脳出血を起こし、生命に危機が及びます。一般的に脳動脈瘤が破裂すると30%程度の人が死亡し、20%程度の人に後遺症が残るといわれています。現在は脳ドックなどで無症候性の脳動脈瘤(破裂する前の動脈瘤で症状がないもの)を見つけようとする試みが行われています。しかしこのように発見された脳動脈瘤を全て治療すべきかについては議論があります。統計的には男性より女性に多く発生します。

東京大学名誉教授 山下直秀
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