top of page
メタボリックシンドローム
metabolic-syndrome
内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、脂質異常症、高血圧の3つのうち2つが合併した状態がメタボリック症候群です。原因として、運動不足、カロリー摂取過多、ストレス、加齢に伴う基礎代謝量の低下といった環境要因に加え、遺伝要因も関係していると考えられています。診断のために、腹囲、血中脂質、血圧、血糖値の基準が定められています。治療としては、食事療法、運動療法、禁煙、規則正しい生活、ストレスの解消、といった生活習慣の改善があげられます。メタボリック症候群を放置すると糖尿病、狭心症・心筋梗塞、脳梗塞の発症リスクが高くなります。予防には、生活習慣の改善が重要です。また、特定健康診査のような検診を積極的に活用することが勧められます。
メタボリック症候群とは、内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、脂質異常症、高血圧の3つのうち2つが合併した状態を指します。肥満には内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満とがありますが、内臓脂肪型肥満では腹部に脂肪がたまり、皮下脂肪型では下半身にたまる傾向があります。メタボリック症候群は内臓脂肪型肥満を基調とします。メタボリック症候群が問題視されるのは、2型糖尿病や動脈硬化による疾患(狭心症・心筋梗塞、脳血管障害)のリスクが高くなるためです。日本におけるメタボリック症候群の頻度(有病率)は、男性で10~20%程度、女性で2~9%程度とされており、年齢が上がると頻度が増加します。現在の日本人は運動不足やカロリー摂取過剰になりがちな状態にあるため、メタボリック症候群の増加が問題になっています。

東京大学名誉教授 山下直秀
bottom of page
